万能漢方外用薬なら「紫雲膏」

ご無沙汰してしまいました〜!

生薬からできたぬり薬「紫雲膏」をご紹介します。

この赤紫色をした軟膏は、日本では200年以上も前から愛用されている代表的な外用薬です。

中国の明時代の陳実功が編集した「外科正宗」にある潤肌膏を元に江戸時代の医家華岡青洲が考案したもので、「紫雲膏に勝る外用薬はあらず」とも言われるほど様々な疾患に適応されてその効果が認められています。

我が家では常備薬のひとつです。日曜大工好きの夫は頻繁に切り傷や擦り傷ができますが、紫雲膏を塗ると治りが早いです。また、飼っている犬がアレルギー性の皮膚炎持ちでたまに足に炎症を起こすのですが、この軟膏を塗って包帯をしておくとだいたい次の日には炎症が治まっているのでかきむしる心配もありません。

効能:
 火傷(やけど)、外傷、ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、ただれ、かぶれ、痔核による疼痛、肛門裂傷、床ずれ、靴擦れ、にきび、脱肛、湿疹など。

成分:
当帰(トウキ)、紫根(シコン)、ゴマ油、蜜蝋、豚脂

主な働き:
鎮痛
止血
消炎作用
抗菌作用
解毒作用
肉芽形成促進


例えば・・・

火傷(やけど) ― まずは火傷をしたらすぐに冷水で患部をよく冷やしましょう。そしてガーゼなどに紫雲膏を多めに塗って患部を保護します。軽度の火傷ですと、痛みはすぐに取れて傷跡を残さず治ります。

― 患部を清潔にしてから軟膏をうすく塗ります。

いずれの場合も1日に2、3回軟膏を塗ってみましょう。

難点をいえばごま油くさいことと、服に色がついたら取れにくいということでしょうか。なので、洋服に触れないように工夫をされるといいです。

ご注意:局部が極度に湿潤している場合は禁忌です。皮膚科にご相談下さい。

日本ではどこの薬局でも手に入れることができる医薬品の紫雲膏ですが、残念ながらカリフォルニアのファーマシーではお目にかかることはありません。鍼灸漢方医院でお求め下さい。陰陽バランス&ウェルネスにもございます。ハートたち(複数ハート)
posted by yybalance at 13:01 | Wellness コラム
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